今日は、Dr Shah の研修指導2日目。
1年目研修医のK君が症例提示しました。
症例は、72歳男性で、MVPの手術歴と高血圧の既往があり、血液透析を受けていますが、最近の労作時呼吸困難の精査目的で入院しました。
MVP術後も、MRがあり、入院時両下肢の浮腫もあったため、病態としては、MR+HHD → LVH → LAE → PH → RVH →RAE → 右心不全と考えられました。(右の写真は、研修医を患者に見立てて頸静脈波を見ているところです)
1日60本×20年の喫煙歴とビール1日2Lの飲酒歴がありましたが、CAGでは、有意狭窄はありませんでした。
回診では、汎収縮期雑音とS3が聞かれました。
午後のレクチャーでは、左室肥大、右室肥大、左心房拡張、右心房拡張の心電図の読み方のレクチャーがありました。
循環器の診察も奥が深くて、勉強することがたくさんあります。
研修医たちはついて来ているかな!?
0 件のコメント:
コメントを投稿