2012年9月13日木曜日
臨床倫理学習会が大盛況でした!
午前中、病棟当番で、退院の対応をしたり、入院の患者さんの指示を出したり、サマリーを書いたり、結構忙しい。
午後は、感染症ラウンドをして、14:30から、臨床倫理学習会。
「医療倫理ってなに?」のレクチャーをした後、グループごとにシナリオをもとにして、模擬臨床倫理カンファレンスを行いました。
30分話し合っていただいた後、各グループから発表していただき、ホワイトボードに書きながら、全体で吟味しました。
グループからの発表の後、院長から講評をいただき、臨床倫理カンファレンスの意義やそれぞれの枠組みの意味付けなどが深まりました。
今回の学習会は、いろんな部署から総勢60名弱が参加していただき、大盛況の学習会になりました。参加された方は、臨床倫理カンファレンスについて、かなり深く理解されたようです。
ツールとしての臨床倫理カンファレンスを、気軽にあちこちで開催してもらえるといいな。
終了後のアンケートでも、満足度はとても高かったので、開催者側としては、ホッとしています。
今回、臨床倫理カンファレンスで使用したのは、白浜先生が持ち込んだ4分割表に、「倫理的側面の検討」と「今後の対応」の2つの枠を追加して独自に作成した「臨床倫理の6分割表」です。
従来の4分割表では、情報分析が主体でNext Step が確認されずに終了することがありましたが、6分割表にすると、全体の合意事項と方向性、次に打つ手が明らかになるので、割りと評判が良いのです。
お勧めですよ。
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