2011年1月24日月曜日

午後のER

 午前は、病棟業務で、回診や指示出し。
 昼はERカンファレンスに参加。
 午後、救急当番で、研修医と共にERに入りました。
 ERでは、交通外傷後の鎖骨骨折・肋骨骨折から緊張性気胸〜皮下気腫・縦隔気腫の方が搬送されてきたり、大動脈解離の入院があったり、心肺停止で救急搬入され、結局蘇生は困難でAi(死亡後画像診断)〜剖検になった方があったりと、かなり濃厚でした。
 いや〜、疲れました。

2011年1月23日日曜日

関西プライマリケア関連合同新年会

 今日は、大阪で、プライマリ・ケアに関係する個人団体合同の新年会があり、行ってきました。
 呼びかけ人の竹中先生の司会で、
① 関西のプライマリケア研修プログラムの紹介、
② 関西のプライマリケア関連研究会ダイジェスト紹介、
③ 「新春トーク」40代医師が語る!「関西のプライマリ・ケア」
の企画があり、夜は互礼会(懇親会)がありました。
 後期研修医からベテラン開業医の先輩まで、また、診療所から大学まで様々な人が集まって交流できて、面白かったです。


2011年1月22日土曜日

糖尿病スキルアップセミナー

 今日は、午前中病棟業務で、午後から「糖尿病スキルアップセミナー」に参加しました。
 京都市立病院糖尿病代謝内科部長の吉田俊秀先生の「肥満症ならびに糖尿病における食事指導の醍醐味」という講演は、とても勉強になりました。
 食事指導の原則として、
・減量する目的の明確化
・ストレスマネージメント
・空腹感に配慮する(こんにゃく・ごぼう・人参・大根などを薄味おでん風味で作りおきしておいて空腹時にたべるとか、生のキャベツをゆっくりしっかりかんで食前に食べるとか)
 栄養指導もあわせて行い、体重5%以上減量成功者が93%という驚きの数字です。
 基礎代謝や肥満遺伝子診断も勉強になりました。
 夕方からは、病院に戻って、23時まで当直でした。発熱の患者さんがたくさん来て、心不全の入院も一例ありました。

2011年1月19日水曜日

アスピリンとがん予防


 朝、内科抄読会。
 The Lancet の論文が紹介されていました。
 題は、Effect of daily aspirin on long-term risk of death due to cancer というもので、アスピリンに関する文献から癌死亡との関係を調査したもので、25570名の患者さんの674件のがん死について検討しています。
 結果は、癌の種類にもよりますが、5年以上の内服で予防効果が現れており、20年間の継続服用で、がん死のリスクは21%減少しており、大腸がんでは40%、食道がんでは60%減少していたとのことです。
 これは、今後のがん予防戦略に組み込まれてくるかもしれませんね。
 

2011年1月17日月曜日

雪で交通パニック

 京都市内にもたくさん雪が降りました。
 朝から道は大渋滞で、スリップして進まない車が道を塞いでいたりもしています。(話では、市バスが道路に乗り捨ててあったとか)
 私は、地下鉄で行ったので、普段と変わらず病院にたどり着きましたが、妻は地下鉄の駅から(車を追い越しながら)診療所まで歩いたので、少し遅刻したそうです。

2011年1月10日月曜日

大雪!


 昨日から、琵琶湖の北のほうに来ています。
 昨夜から雪が降り続き、一晩で40cmも積もってしまいました。
 ハナとサクラは大喜びで走り回っていました。
 やっぱり「犬は喜び庭駆け回る」は正しかった!
 スタッドレスタイヤを履いていましたが、帰りは雪にタイヤを取られてやっとの思いで帰りました。

2011年1月8日土曜日

関西合同カンファレンス

 今日は午後から、のざと診療所で関西合同カンファレンスが開催され、初期研修医のA君と一緒に行きました。

 西淀病院と耳原総合病院から、研修医による症例呈示があり、スモールグループに分かれて鑑別診断や「次の一手」を討論しました。
 その後、近畿大学堺病院総合内科の長坂行雄教授の講演がありました。

 懇親会では、長坂先生といろいろなことを話して、盛り上がりました。
おかげで、危うく終電に乗り遅れるところでした!(^_^;)

2011年1月7日金曜日

京都GIMカンファレンス

 今日は、後期研修医のN君が京都GIMカンファレンスで発表しました。
 症例は、34歳の女性で、主訴はめまい、おうき、嘔吐。
 これだけだとありふれた症状ですが、右目の見えにくさと手指のしびれも伴っていた。
 精査を勧めるも、希望で一旦帰宅され、2日後に、左目もぼやけるようになり、ものも二重に見える様になり、話しづらさも出現してきたため、再受診。入院となりました。
 身体所見では、左眼瞼下垂、眼球運動障害、顔面感覚障害、四肢感覚障害を認め、よくよく聞くと、3年前に手が使いにくくなることがあり、1年前に構音障害が起こったことがあったと!
 入院後、髄液検査を施行し、ミエリンベーシック蛋白とオリゴクローナルバンドが陽性で、多発性硬化症の診断がつきました。

 N君の発表は、なかなか落ち着いてしっかりしたものでした。
 診断も、発表も、お見事!でした。

2011年1月6日木曜日

傍十二指腸ヘルニア

 70歳男性。急激な腹痛で救急搬送されてきました。
 腹痛は右季肋部から右下腹部にもあり、のたうちまわるようなかなりの痛みです。
 大動脈解離や上腸間膜動脈血栓症なども疑い、腹部造影CTを撮影したところ、小腸が見慣れないところに迷入していた!
 傍十二指腸ヘルニアと診断し、緊急手術対応可能な施設へ転院となりました。
 
 傍十二指腸ヘルニアは、十二指腸付近にある腹膜窩に小腸が入り込んで陥入するものです。
 内ヘルニアの中では比較的頻度が高く、数十%程度あるといわれています。
 (私はみたのは初めてですが・・・)
 勉強になりました!

2011年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます。

 朝、起きたら良い天気だったので、外に出て初日の出を見ました。

 今日は、午前中家の掃除をして、午後天皇杯サッカーを見て、その後原稿を書いて、夜はおせちを食べて過ごしました。

 今年も一年、頑張っていきましょう。
 今年もよろしくお願いします。