2010年3月30日火曜日

本当は怖い 頭痛

 当直の振り返り症例です。
 50代の女性。夕方5時頃、特に誘因なく急に胸部不快感があり、それに続いて突然頭痛が始まり、その後数回嘔吐。
 夜になっても症状が改善しないので、救急車で来院。
 来院時は、ハンマーで殴られたような頭痛が持続しており、「こんなに痛むのは初めて」と。
 すぐに頭部CT施行し、見事なSAH(くも膜下出血)が認められました。
 すぐに脳外科に連絡し、来院30分で転院になりました。

 迅速な診断と対応で研修医のホームラン(!)症例でした。

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