飲酒し、カラオケ店で動けなくなったと救急搬入された20代男性。
来院時は、しどろもどろにしゃべってはいたが、そのうち眠りこけてしまった(ように見えた!)。
急性アルコール中毒か?
しかし、友人から話を聞くとビール2本くらいしか飲んでいない人のこと。急性アルコール中毒にしては飲酒量が少ない・・・
どうも様子がおかしいので、再度診察すると、右半身の麻痺が!
頭部CTを施行したところ、脳出血が判明しました!!
アルコールや薬物関係で救急搬入される患者さんは、眠り込んでいたり意識レベルが低下していて、本人からの病歴聴取が十分できないことが多いので、頭蓋内病変が隠れていてもわかりにくいことがあります。
なかなか教訓的なCaseでした。
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