2010年2月20日土曜日

外部講師のカンファレンスと家庭医療学G会議


 今日は、外部講師のカンファレンスがありました。
 症例は、77歳の男性で、主訴は1ヶ月前から続く疲労感と食思不振です。
 生来医者嫌いでどこにもかかっていなかった方ですが、1ヶ月前から徐々に食欲がなくなり、来院5日前からほとんど食べられなくなったため、家族に付き添われて来院しました。
 鑑別診断は、感染症、内分泌疾患、膠原病、悪性腫瘍、血液疾患、代謝性疾患など多岐にわたりましたが、血液検査では汎血球減少と腎不全が認められました。骨髄穿刺をしたところ、芽球が50%以上を占めており、急性白血病の診断で他院に転院になりました。慌ただしい経過に、みんなびっくり。
 ディスカッションの後、類似の疾患の提示もあり、勉強になりました!

 午後は、家庭医療学グループのSkype会議があり、Journal clubの担当だったので、American Family Physicianから「高齢者の運動療法の指針」を訳して紹介しました。
 会議の内容も盛りだくさんで、18時過ぎに終了しました。
 お疲れ様でした!!

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