今日も一日はんなりと
都市型診療所で家庭医として実践しながら学ぶ、生涯研修日記
2010年2月6日土曜日
新訳 星の王子さま
ふたたび、星の王子さまです。
倉橋由美子さんの絶筆です。
末尾の解説によれば、倉橋氏はこの物語の終わり方にずいぶんこだわり、徹底して調べたそうです。そして、自分なりの解釈で納得して、納得したあとは1ヶ月で翻訳を終えたそうです。
訳者あとがきで、倉橋氏はこの本の解題を明快かつ的確に論じています。
「そんなわけで、この小説は、子供が書いたものでもなく、子供のためのものでもなく、40歳を過ぎた男が書いた、大人のための小説です。」
この 訳者あとがき は、読む価値アリ! です。
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