2010年2月25日木曜日

活憲の時代〜コスタリカから9条へ〜


 本日、講演があった伊藤千尋氏の講演集で、サイン入りの本を購入して、一気に読みました。
 伊藤氏は、朝日新聞記者として世界68カ国を取材されている方です。
 
 アフリカ大陸北西のカナリア諸島には「ヒロシマ・ナガサキ広場」があって、「憲法9条の碑」がある、という話から始まって、役人と「たたかう」ために路端で憲法を購入するベネズエラのお母さんの話、平和憲法を制定して軍事費をすべて教育費に回して平和と空気と教育を輸出しているコスタリカの話など、平和と憲法にまつわる世界各国の話で、目から鱗です。

「私たちは日本国憲法を使ってきたでしょうか。9条だけじゃないですよ、基本的人権もそうです。労働権もそうですよね。ちゃんと使ってきたでしょうか。使ってきてないと思うんですよ。」(p100)

「本当に一人ひとりが輝いて生きるような社会、それを作りたいじゃないですか。何よりも、自分自身が輝いていきたいじゃないですか。そういう社会にするためにも、私たちがまず輝いて、この輝く日本の平和憲法をますます輝かせて世界に広めていく。そうなれば楽しいと思いません?そのためにはまず、自分は項考えているんだということを人々に示していく。それが出発点だと、ぼくは思っています。」 (p113)

 そうか、憲法って、使うためにあったんだ!
 活憲しましょう!!

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