2010年7月1日木曜日

呼吸不全の患者さんと面談ラッシュ


 朝、いつものようにERカンファレンス。
 90代の殆ど医療機関にかかったことのない女性。数カ月前から徐々に下腿の浮腫が出現して、ADLが低下。呼吸困難も増強して動けなくなったため、救急搬入。
 心不全が疑われ、入院となりましたが、動脈血ガス分析では、高炭酸ガス血症と呼吸性アシドーシスが認められました。
 研修医のS君が担当となり、午前中、一緒に回診。入院後、利尿剤で尿はよく出ていましたが、高炭酸ガス血症が改善せず、BiPAPが施行されました。しかしその後もpCO2が90くらいを推移し、アシドーシスも悪化傾向を認めたため、午後、気管内挿管になりましたが、極度の円背のため、通常の経口挿管が難しく、気管支ファイバーガイドでの挿管が必要でした。
 その対応と並行して、12:30と16:00と16:30に別の患者さんの家族面談がありました。
 17時から、救急総合内科カンファレンス。
 18時からは、外部講師の心不全診療に関するレクチャー。
 その後、21時まで会議があり、帰宅したのは22時をまわっていました。

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