2009年8月5日水曜日

80才、脳腫瘍

 昼の新患カンファレンス。
 80才男性。徐々に活気がなくなり、食欲も低下し、当院ER受診。点滴などで経過観察されていましたが、その2日後に右片麻痺が出現し、再受診。その時の頭部CTで脳腫瘍が発見され、他院へ転院となりました。
 他院で腫瘍摘出され、当院へ転院となりましたが、肺に急速に増大する腫瘍があり、肺癌が原発巣と推定されました。(脳腫瘍の病理では、扁平上皮癌でした)
 脳腫瘍でも、結構大きくなるまで非特異的な症状しか呈さないケースがあり、注意が必要だと実感した症例でした。

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