2010年6月28日月曜日

救急は忙しい


朝、「論理的診断の技術」の輪読会。
 午前中は、研修医の回診。
 新しく受け持った症例もあり、一緒にベッドサイドへ行き、診察。
 午後は、ER当番。
 70代の女性。発熱と右肩痛で来院。身体所見でははっきりしないが、血液検査では、炎症反応が高値。尿所見も正常だし、隠れた炎症巣があるかと腹部CTを施行したところ、左水腎症と尿管結石、左腎の周囲は毛羽立ちがあり、腎盂腎炎診断。尿管結石で閉塞していたので、尿所見は意外にきれいだったのでした。
 別の70代の女性。発熱と喘鳴で来院。気管支喘息発作との紹介でしたが、胸部レントゲンでは右胸水と右下肺野の浸潤影がありました。
 結局、救急車2台と他院からの紹介受診が2名あり、3名が入院しました。
 一緒に入った研修医のS君には、採血、血管確保、動脈血ガス分析、病歴聴取などに奮闘していただきました。

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