2010年9月28日火曜日

Dr Shah 2日目


 今日は、研修医のS君がトップバッターで症例提示。
 78歳の男性で脳性麻痺の既往のある方が、発熱と咳で救急搬入されました。
 当初、気管支炎が疑われましたが、胸部レントゲンとBNP高値から心不全と診断されました。
 討論では、この年代の男性で考えやすい心疾患は何か、その中でこの病歴から考えやすいものは何か、と進み、身体所見で脈圧が高い事がAR(大動脈弁閉鎖不全症)に合致します。
 午後は、ベッドサイドへ行き、身体診察をしました。脈圧は高く、water hammer pulse, pistol shot sound などのARに特徴的な所見が認められました。
 ベッドサイドから戻り、症例のまとめをした後、Basic cardiologyとECGのレクチャーがあり、本日は終了しました。

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