2009年10月24日土曜日

外部講師のカンファレンスと研修管理委員会


 週末になると疲れがたまります。朝、少しゆっくり起きたので、朝食を食べる時間がなくなり、朝食抜きでERカンファレンスへ。
 午前は、外部講師のカンファレンスがあり、研修医のN医師が、症例を出してくれました。
 症例は、77才の女性で、入院目的は肝障害の精査です。めまいがあり、近医の診療所へ定期的にかかっていましたが、8月から血液検査で肝機能異常を指摘され、徐々に悪化するため、入院精査となったのでした。入院時は、AST=238, ALT=309, LDH=270, ALP=378, γGTP=236。飲酒はせず、輸血歴もありません。解剖学的アプローチからと系統的(網羅的)アプローチから、肝障害の鑑別診断を挙げ、ベッドサイドで身体所見をとりました。まだ入院中で結論は出ませんでしたが、とても勉強になりました。
 午後は、3ヶ月に一度の研修管理委員会がありました。
 今回は、研修医からも代表参加していただき、この半年間の研修のまとめを行ったのと、それぞれの研修医の到達度評価を行いました。また、これも今回初めてですが、研修医と看護部門に評価表を記入していただき、全指導医上級医の評価をしていただきました。
 夜、家に帰って、さすがに今日は早く寝ました。

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