朝、ERカンファレンスがあり、午前中はそのままER当番に入りました。
80代の男性。嘔吐と腹痛を主訴に受診され、ER当番で引き継ぎました。
腹部は比較的軟らかく、右下腹部を中心に圧痛がありましたが、反跳痛はありませんでした。2日ほど排便がなく、浣腸をかけた人のことだったので、便秘による腹痛かと思いましたが、レントゲンを取ってびっくり!
腹部全体に消化管から漏れ出した空気(フリーエアー)が大量に認められ、消化管穿孔と考えられました。
すぐに外科にコンサルトし、残念ながら当院では緊急手術の体制が取れなかったため、他院へ転院となりました。
ERは、突然重症の方が来られることがあるので、油断できません!
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