2016年11月10日木曜日

コミュニケーションOSCE

今日は、午後から1年目研修医対象のOSCEがありました。
 コミュニケーションが課題で、入院を嫌がる患者さんや、入院中に転倒して骨折した患者さんの家族への対応や、亡くなった患者さんの遺族の方に剖検を依頼するなどの課題に取り組んでいただきました。
 研修医の諸君は、1年目ながら、かなり上手に対応されていて、感心したのでした。
 私は、剖検の依頼のstationを担当しましたが、剖検を依頼することは、亡くなった患者さんの人となりを振り返り、病状や治療を振り返り、患者さんの人生の最後のピリオドがどのような原因で打たれたのかを探るための病の語りであり、一種のグリーフケアであると改めて気づかされました。
 とても学びの多い一日でした。

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