2011年9月1日木曜日

これはビックリ!


 今日の救急総合診療カンファレンスの症例です。
 51才女性、主訴は数時間前からの腹痛です。
 身体所見では腹膜炎を疑わせる所見はなく、血液検査も特別異常なし。それでも、痛みが強いので、CTを施行して、ビックリ!
 SMA症候群でした!
 SMA(上腸間膜動脈)症候群とは、十二指腸水平脚が上腸間膜動脈によって圧迫されることにより、腸閉塞の症状を起こす疾患です。
 急激な体重減少などで腸間膜の脂肪が減少すると起こることがあります。
 こんな急性腹症もあるのですよね〜

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