2011年8月23日火曜日

韓国訪問−③


 朝、8時にロビーに集合し、バスに乗って朝食へ。
 それから、広州市までバスで1時間、「ナヌムの家」に到着しました。
 「ナヌムの家」とは、日本軍による従軍慰安婦の歴史観で、関係資料や当時従軍慰安婦をしていたハルモニと交流することができます。
 私達が行ったときは、日本人のガイドとドイツ人と日米ハーフのボランティアの方が対応していただきました。
 資料館は、生々しく、衝撃的でした。日本人はアジアに対してなんてひどいことをしてきたのかと改めて感じざるをえませんでした。日本は、国際的に認められるためには、これらの自国の歴史をしっかりと総括しないといけないのだと感じました。
 昼食を挟み、午後は、西大門刑務所歴史館へ。
 ここも、日本の統治下で作られた場所で、独立運動への弾圧や運動家への尋問や拷問を行った場所でもあります。ここでも、日本が行った侵略的行為があらわになっており、民族的な責任を感じました。一方で、広大な地所を自国の歴史を学ぶ場所として整備している韓国の姿勢は見習うべきものがあると思われました。
 夜は、食事の後、15年前に韓国で生まれ、アジア初のブロードウエイまでいった「MANTA」という劇を観に行きました。日本から高校生らしき人たちが団体で観劇に来ていましたが、台詞がほとんどないパントマイムと音楽と踊りと掛け合いが主体の劇なので、言葉がわからなくても問題なく楽しめました!なんと、この「MANTA」ソウルに3会場あって毎日2~3公演をほとんど満席でこなしているそうです。すごいね〜!

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