「ハーバード大学交渉学研究所のメイン・スタッフが開発・構築した交渉術の決定版を全て公開!」との謳い文句です。初版は1990年ですから20年前の本ですが、内容は今も古くありません。
キモはソフト型(柔軟型)交渉でもなく、ハード型(強硬型)交渉でもなく、原則立脚型交渉をせよ!ということ。
原則立脚型交渉とは、「人・・・人と問題を区別する、利害・・・立場ではなく利害に焦点を合わせる、選択肢・・・多くの可能性を考えよ、基準・・・結果はあくまでも客観的基準によるべき」というもので具体例(家賃の交渉から国家間の交渉まで)を引きながらわかり易く解説しています。
交渉をWin-Win型に導くやり方がわかる本です。
しかし、交渉を「ゲームとゲームのルール」と言い切ってしまうところがアメリカ的!?
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