2010年1月31日日曜日

アバター

 今日は、雨で静かな朝だったためもあって、ゆっくり起きました。
 朝食後、今日何をするか話をしていて、映画を観に行くことになりました。
 ちょうど、午後のAVATARに席があったので、子どもたちと一緒に観に行きました。

 この映画は、「すごい」の一言ですね。
 テーマは、少数先住民への力による搾取なので、そんなに目新しいわけではありませんが、とにかく、映像が「すごい」!
 3Dで観たのですが、大げさに言えば一瞬たりとも目が離せないような、圧倒的な映像力です。
 いったい、どれくらいの時間と費用をかけて作ったの?と言いたいところですが、それを十分回収するだけの結果を出していますね。
 まだ観てない方は、ぜひ!

2010年1月30日土曜日

第二回近畿家庭医療学後期研修医ポートフォリオ発表会


 本日午後、家庭医療学会近畿ブロック後期研修医ポートフォリオ発表会がありました。
 近畿の家庭医療後期研修医16名が、それぞれの診療や院内での活動をもとに、発表しました。
 昨年に続き、2回目になりますが、発表者の数も発表内容も昨年より充実していました。
 家庭医の活動は、多岐にわたっていることと、後期研修医がそれぞれ確実に成長していることが確認できました。
 その後は、飲み会があって、京都に帰ってきたのは日付変更直前でした。

2010年1月29日金曜日

医療現場におけるコーチング術


 今年度初めから日本医師会の医療安全推進者養成講座を受講していました。指定文献を読んで問題に回答し送信するというインターネットベースの講座です。
 9ヶ月にわたる受講でしたが、本日やっと最終回の回答を送信して終了しました。

 最終回は、「医療現場におけるコーチング術」でした。

 内容は、

1. コーチング概論

2.コミュニケーションの準備
  −マイコミュニケーションゴールを持つ
  −アイコンタクト
  −ポジショニング
  −アイスブレイク
3. コミュニケーション<基礎編>
「聴くこと」
  −ゼロポジション
  −ペーシング
  −うなづきと相槌、オウム返し
「質問すること」
  −オープン型質問とクローズ型質問
  −未来型質問と過去型質問
  −肯定型質問と否定型質問
  −塊をほぐす
「伝えること」
  −IメッセージとYOUメッセージ
  −許可をとる枕詞で効果的に伝える
  −積極的に承認する
  −要望する
  −一時停止する
4. コミュニケーション<応用編>
  −マイゴールの設定
  −マイアクションプランの設定
  −行動をサポートする

 と、コーチングの技術が紹介されています。これだけのことが駆使できるようになると大したものです。
 コミュニケーションがストレスなく出来るようになると、他の人をもっと愛せるようになれそうですね。

2010年1月28日木曜日

iPad発表!

 1月27日(日本時間1月28日午前3時)アップルのスティーブ・ジョブズはかねてから噂のあったタブレット型のPCを発表しました。
 朝一番にインターネットでチェック!
 朝から我が家の話題を独占しました。
 iPhone, iPod touchを単に拡大したもの?利用価値は?USBもない?デジカメから画像取り込むのも別売コネクタ?などなど疑問もいろいろありますが、 でも  欲しい〜!!
 3月発売が待ち遠しいです。
 (我が家ではすでに3台予約??)

2010年1月26日火曜日

死の壁


「バカの壁」に続く養老孟司の新潮新書第二弾です。

ただし、人生でただひとつ確実なことがあります。人生の最終解答は『死ぬこと』だということです。これだけは間違いない。過去に死ななかった人はいません。人間の致死率は100%なのです。」から始まり、死にまつわる問題を様々な形で取り上げています。
いわく、『なぜ人を殺してはいけないのか」「ウンコを水洗便所に流すように、死をできるだけ視界から遠ざけてきた」「生死の境目や死の瞬間が厳格に存在しているというのはかってな思いこみに過ぎない」「ない死体、死体でない死体、死体である死体」「死はこの世というメンバーズクラブからの脱会」「脳死と村八分」「テロ・戦争と大学紛争」「安楽死」などなど。
納得できない部分もないわけではないですが、解剖学者として「死」を見続け、考え続けてきた筆者の意見には賛同できるところも多いです。

2010年1月24日日曜日

包帯クラブ


映画化された原作本です。
心の傷を受けた場所に包帯を巻いていく癒しと成長の物語です。

「孤独のなかで、じっとかさぶたができるのを待った傷・・・・・・その傷あとの多さが、これまでとは別の勇気、別の信頼を、だれかとのあいだに持てる可能性を、与えてくれるんじゃないかって・・・・・・。その代わり、人に明かせるような傷だったら、思い切って打ち明けて、包帯を巻いてもらってもいいんじゃないか。そのくらいの甘えは、人は許されてもいいんじゃないかって、このとき感じた。」(p110)

心が優しくなる本です。

2010年1月23日土曜日

家庭医療学会プログラム責任者の会と指導医養成WS

 今日は、東京八重洲で家庭医療学会プログラム責任者の会と指導医養成WSがありました。
 朝から新幹線に乗り、東京へ。プログラム責任者の会は私が代表を努めさせていただいているので、準備と運営でちょっと大変でしたが、無事に終わってほっとしました。
 指導医養成WSは、ポートフォリオの評価/指導と作成援助をどう進めるか、がテーマで、実際に後期研修医が作成したポートフォリオを読んでグループ討議をし、レクチャーを聞くというものでした。ポートフォリオ評価のコツが少し分かりました。
 夜は、宿泊せず、京都にとんぼ帰りでしたが、18:00にWSが終了して、家に着いたのは21:30くらいでした。のぞみは速い!

2010年1月22日金曜日

外部講師カンファレンス ダブルヘッダー

 朝、ERカンファレンスに参加して、医局に行くと、医局秘書の西田さんが血相を変えて「なんでここに居るんですか!?」と。なんと、今日は午前中第二中央病院へ支援に行く予定だったのでした。
 急いでタクシーを捕まえ、第二中央病院へ。
 病棟と救急外来の当番をして、SSSから徐脈となり気分不快を訴えた70歳代の男性と急に意識低下とSpO2低下をきたして搬入された80歳代の女性が緊急入院となりました。二人目の方は、午後への交代時間直前に来て、低酸素と高炭酸ガス血症によるアシドーシスで息も絶え絶えだったので、病棟に上がってすぐに気管内挿管しました。
 そんなこんなで大幅に午後にずれ込んだので、京大救急科の松田准教授のレクチャーとICU回診には参加出来ませんでした。残念。(研修医達はたくさん参加していたようです)
 夕方は、福井大学名誉教授の伊藤春海先生の胸部CTカンファレンスがありました。胸部レントゲンの読みから始まり、鑑別診断を上げ、胸部CTを読影し、CT所見から単純レントゲン写真の所見に戻り、と丹念に症例を検討しました。本日検討したのは3例のみでしたが、3時間ほどかけての読影でお腹いっぱいになりました。次回は2月12日の予定です。

2010年1月21日木曜日

ハーバード流 交渉術

 地下鉄での濫読です。
 「ハーバード大学交渉学研究所のメイン・スタッフが開発・構築した交渉術の決定版を全て公開!」との謳い文句です。初版は1990年ですから20年前の本ですが、内容は今も古くありません。
 キモはソフト型(柔軟型)交渉でもなく、ハード型(強硬型)交渉でもなく、原則立脚型交渉をせよ!ということ。
 原則立脚型交渉とは、「人・・・人と問題を区別する、利害・・・立場ではなく利害に焦点を合わせる、選択肢・・・多くの可能性を考えよ、基準・・・結果はあくまでも客観的基準によるべき」というもので具体例(家賃の交渉から国家間の交渉まで)を引きながらわかり易く解説しています。
 交渉をWin-Win型に導くやり方がわかる本です。
 しかし、交渉を「ゲームとゲームのルール」と言い切ってしまうところがアメリカ的!?

救急研修振り返り

 午前中、救急ローテート中の初期研修医の振り返りをしました。
 70歳代の男性。来院半日前からの心窩部痛と両肩痛で来院。腹部所見では筋性防御があり、レントゲンでは両横隔膜下に著明なfree airが! 外科コンサルトし、緊急手術となりました。両肩痛は横隔膜への刺激による関連痛でした。
 50歳代の女性。5日前からの頭痛、嘔吐にて来院。2日前、3日前にも他院受診しているが、胃腸炎と診断されて内服薬を処方されていました。神経学的所見は動揺性歩行はありますが、麻痺などは認めず。 頭部CT施行したところ、左尾状核の脳出血が認められ、脳室穿破も見られました。すぐに脳外科病院へ転送になりました。
 尾状核出血は、比較的頻度が少なく、症状としては頭痛、嘔気嘔吐、意識障害など、くも膜下出血と似た症状が多いようで、結構症状からの診断は難しいことがあるようです。
 この患者さんも、他院で見逃されて(後医は名医といいますが)いて、たしかに症状からは診断が難しい症例だったかと思われます。
 いや〜、勉強になりました。
 

2010年1月18日月曜日

看護学校講義と初期研修委員会

 今日は、午後、看護学校の講義があり、行ってきました。
 国家試験が2月21日ですので、あとひと月後に迫っており、その補講でした。
 過去問を中心にやりましたが、さすがにほとんどの人は理解しているようでした。あとは体調に気をつけて、本番で120%の力を出して下さいね。
 夕方は、初期研修委員会がありました。
 しかし、直前にCPA(心肺停止)の救急搬入があり、研修医はほとんど集まれませんでした。
 2月14日に開かれる近畿地協研修医症例発表会についてのアナウンスと症例の相談などをして、終わりました。

2010年1月17日日曜日

マルクスは生きている

 今日は、日直でしたが、行き帰りの電車の中で本を読みました。

 日本共産党の不破哲三氏の本です。
 三章あり、「唯物論の思想家」「資本主義の病理学者」「未来社会の開拓者」となっています。

 唯物論と観念論の比較〜唯物史観〜資本主義の病理の解明〜唯物史観による資本主義の弱点の克服〜未来社会への展望まで、論旨が明快です。

 閉塞した時代状況は変革可能で、より優れた時代に至りうるのだという予言は、ある種ワクワク感を刺激します。

2010年1月16日土曜日

外部講師のカンファレンスと関西合同カンファレンス

 午前中、外部講師によるカンファレンスがありました。
 研修医のK医師がプレゼンテーション。70歳の女性で失見当識、意識変容にて受診。発熱があり、後頭部に切創あり。両側腱反射亢進とバビンスキー反射陽性を認めました。
 例によって、鑑別疾患を「仮説演繹法」により詳細に検討し、ベッドサイドへ。
 入院して10日目になり、症状はすでに軽快していましたが、左上肢Barre signと腱反射亢進、Babinski反射は認められました。
 その後、検査所見を検討し、診断・治療について検討して、終了しました。

 午後は、大阪で民医連関西臨床研修センター主催の関西合同カンファレンスがあり、研修医とともに参加しました。
 症例提示があり、小グループでの討論も挟みながらの検討を2例行い、その後、藤田保健衛生大学の山中克郎先生の「ひらめき診断術『キーワードを探せ』」と題した講演があり、医学生や研修医などたくさんの参加者で、予定時間を大幅に延長してとても盛り上がりました。

 自称「草食系 救急内科医」という山中先生は、語り口も穏やかに、ご自分の経験された症例の提示も含め、興味深い講演をしていただきました。わざわざ名古屋から「おみやげ」を持参され、うまく病気を当てられた医学生や研修医に「ご褒美」として手渡されました。最後に示された「良き臨床医」になるための「メッセージ」は経験に裏打ちされた言葉としての重みを感じました。

 余韻をかみしめながら、眠い目をこすりながら、京都に戻りました。

 

2010年1月14日木曜日

白い蜂蜜


 今日も朝からERカンファレンス。今は、病棟が満床で、救急搬入がストップしているので、夜間の患者さんは割と少なかったようです。ただ、インフルエンザの患者さんはまだまだ発生しているようで、何人も受診していました。
 10時から救急ローテート研修の振り返り。救急当番で診た患者さんの振り返りです。
 途中で病棟からEMコール(救命コール)があり、中断。一段落ついたところで医局に戻り、カンファレンスを再開。病態の検討から救急受入のあり方やシステムについての議論までいろいろありましたが、有意義な時間でした。
 昼は昼食をとりながら、ハリソン内科学を読みました。
 ハリソン内科学は日本語第3版が昨年のクリスマスに出版されたばかりですが、カラーや図表が増え、より読みやすくなりました。というか、読んでいて楽しいですね。
 午後は、患者さんの家族と面談、その後、看護実習生に病態説明をし、急いで患者さんの退院に向けての(他職種参加)拡大カンファレンスに参加し、それを途中で抜けて内科医局会議に参加(それも途中で抜けて、胸腔穿刺の指導)。その後、臨床研修部の会議があり、6時30分から(の予定が7時過ぎにずれ込みましたが)別の患者さんの家族と面談。
 8時に病院を出て、帰宅。
 妻がカナダ産のクローバー蜂蜜を買って来たので、トーストに塗って食べましたが、これが美味しかった!一匹のミツバチが一生に作る蜂蜜は小さなスプーンに1杯程度なのだそうです。カナダ産のクローバー蜂蜜はブドウ糖が多く、すぐに結晶化して白い蜂蜜になるのだそうです。それをゆっくり撹拌して食べるととってもクリーミーでコクのある蜜になります。
 疲れた脳にはお勧めですよ!
 

2010年1月13日水曜日

3時間でわかる「クラシック音楽」入門

 前半(第1章、第2章)は、クラシック音楽の聴き方について述べています。これはまあ、こんな聴き方もあるな、程度。
 後半(第3章)は、「クラシック音楽は『流れ』からつかむ 400年の歴史がひと目でわかる!」と題し、1700年から1900年を「バロック」=バッハ、ヘンデル、(ヴィヴァルディ)、「古典派」=ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、「前期ロマン派」=シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナーetc、「後期ロマン派」=ブルックナー、ブラームス、チャイコフスキー、マーラーetc と年代ごとに分け、それぞれを歴史の流れの中で音楽的に分類解説しています。特にp95の一覧表が秀逸で、「目から鱗」の感動がありました。
 クラシック音楽はよくわからないな〜と思っている人にとっての入門書としては、かなりいけてると思います。

2010年1月10日日曜日

京都家庭医療学センター新年会


 家の洗濯機の排水管が破れて水が吹き出していたので、今日は朝からその修理にかかりました。一家総出で乾燥機と洗濯機を動かしてみると、なんと洗濯機の下のトレイが割れて水が漏れていることがわかり、てんやわんやでした。
 午後は、中央病院で京都家庭医療学センターの定例会+新年会。
 みんなで、京都家庭医療学センターのミッションをKJ法を用いて討論し、後半は1月30日の近畿ポートフォリオ発表会の予演会をしました。
 その後、近くの店に繰り出して新年会をして盛り上がりました。

2010年1月9日土曜日

交渉力

 スポーツエージェント(野茂英雄のメジャーリーグ契約を実現させた)のダン野村氏の本です。

 交渉とは「納得」・・「お互いが『納得』できるポイントを探ることにこそ、交渉の本質はあると私は思うのだ。」
 交渉のテクニック・・・①市場を知る、②複数のプランを用意し、ほのめかす、③相手の話を聞き、猶予を与える、④約束したことは必ず書面にする、⑤口約束は信用するな、⑥怒るときは冷静に、⑦ネットワークと正しい情報を得るにはみずから動く、⑧絶対に諦めない

 スポーツエージェントの世界の話なので、あらゆる交渉事に通じるかどうかはわかりませんが、実際に最前線で交渉している人の言葉なので、リアリティがあります。

臨床研究コア・コース

 朝、バタバタしていたので少し遅れてERカンファレンスへ。
 午前中、病棟回診と退院患者さんの診療情報提供書作成、日当直医マニュアルの見直しなど。
 午後は、臨床研究コア・コースに参加するため京大へ。
 4時間の講義を受け、結構クタクタになりながら、家に帰りました。

 夜は、(妻が診療所の新年会だったので)子供たちと中華料理を食べに行きました。

2010年1月8日金曜日

ちょっと息切れ

 朝、いつものERカンファレンス。
 前夜、かかりつけの患者さんのCPA搬入を受け入れられなかった(外科手術が長引き、当直の研修医が他院へイレウスの患者さんを搬送しており、病棟の対応もあったため、受け入れ態勢が取れなかったという背景はあったのですが)ことから、救急対応の体制を再度見直す必要があり、各部署と調整。
 夕方、京都GIMカンファレンスへ行く予定でしたが、急に家の用事が入り、行けず。
 結構いろんなことで手をとられて、ちょっと息切れ・・・

2010年1月7日木曜日

朝から夜まで忙しい。

 朝、いつものERカンファレンス。
 うっかり忘れていましたが、今日は午前中、診療所の外来の代診が入っていたので、慌てて春日診療所へ。
 昼過ぎに病院へ戻り、病棟回診へ。
 15時からは外来救急番で、研修医と一緒に救急対応しましたが、脳梗塞、肺炎+副鼻腔炎、脳梗塞、肺炎・・・と入院が相次ぎ、てんやわんやでした。
 夜は、会議があり、その後、新年会がありました。
 家に帰ってバタンキューと寝ました。

2010年1月6日水曜日

5000人を突破しました。

 今日は、午前中、後期研修医のT医師の患者回診。
 午後は、レセプトと診断書書きと会議。
 その後、16時から予約患者さんの診察があり、(正月明けで予約が多く入っていて、なかなか時間通りに行きませんでしたが)その後、夜診に突入。
 幸い、夜の患者さんはさほど多くなく、一緒に総合内科外来を担当していたT医師のカンファレンスを終えても21時前に終了しました。
 帰宅後、開いてみればこのブログもアクセスが5000人を超えていました。(年賀状効果?)
 これからも、いろいろと発信していければと思っています。
 ご指導のほどを宜しくお願いします。

いまさらながら「バカの壁」

 いまさらですが、「バカの壁」を読みました。
 「バカの壁」とは、「結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。つまり学問が最終的に突き当たる壁は、自分の脳だ。」という意味だそうです。
 いろんな脈絡で思いを述べてありますが、「私たちは日々変化しています・・・逆に流転しないもの・・・それが「情報」なのです」など、発想が転換する指摘が満載です。
 心に残ったのは、「我々は・・・働かなくても食える状態に近づきたいという気持ちが共通の原動力となって、これだけ生活が便利になった。・・・では、その遊んだ分はいったいどうするのかということを本当に考えてきたか。・・・そのへんのことをまったく考えないまま、よく言えば無邪気に、悪く言えば無責任にここまで来た。にもかかわらず、いまだに合理化と行っている人の気が知れない。」(p177〜178)

 人の社会のあり方を考えさせる本です。

2010年1月5日火曜日

新年当直

 昨日は、当直でした。
 研修医と一緒に当直に入りましたが、気管支喘息重積発作、急性膵炎、急性アルコール中毒、対麻痺など、バラエティにとんだ患者さんが来院されて、なかなか充実した(大変な)当直でした。(それでも、3時間ほどは寝られたでしょうか)
 今日は、直明けにも関わらず2時間ほど救急外来に入り、イレウス(鼠径ヘルニアの嵌頓でした)や肺炎や黄疸の患者さんが入院されました。
 午後は直明けの休みをとって帰りました。
 まあ、この年で当直も結構しんどいですよね。
 

2010年1月2日土曜日

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?


 今頃になってやっとこの本を読みました。
 題名だけは知っていて、読んでみたいと思っていましたが、実は会計学の本だとは知りませんでした。
 内容は、身近な例を引いて、「利益」について、「連結経営」、「在庫と資金繰り」、「機会損失」、「回転率」、「キャッシュフロー」、「数字のセンス」について読みやすく、わかりやすく書かれています。
 この著者、ネットで調べてみると、「書籍のタイトル作成講座」なるものも開講しているんです。
 なるほど、練られたタイトルだったのですね。

2010年1月1日金曜日

新年明けましておめでとうございます

 いよいよ2010年になりました。
 昨年は、いろんなことがあったなあ、とこのブログを見返して感慨にふけっておりましたが、今年も頑張っていきたいと思います。

 今年は元旦から勤務でした。
 病棟の担当だったので、年末休みになってから入院した患者さん(まだ主治医が決まっていない)と病状に変化のある患者さんあわせて20名余りを見て回ったら、昼ごはんを食べる時間もなく、もう夕方になってしまいました。
 
 今年も忙しい年になりそうです。
 本年も宜しくお願いします。

2010年 謹賀新年

 明けましておめでとうございます。
 今年の年賀状は、我が家のペット達でした。
 
 今年の抱負は・・・
 まだまだ考え中。