2019年7月29日月曜日

模擬患者さんとの交流会




 いよいよ暑い夏がやってきました。
 午前中は外来で、40人ほど受診。
 午後は、訪問診療で、入院されている方もあり、7名を訪問しました。
 夕方、研修医や看護師・看護学生の教育に協力していただいている、模擬患者さんと毎年恒例の納涼懇親会!
(模擬患者さんとは、もう19年目!!のお付き合いになります!)


 今回は、二条城近くの「穴子屋NORESORE」 という穴子専門店に行きました。

 珍しい、穴子のコース料理と美味しいお酒をいただき、楽しい時間を過ごしました。
 この勢いで、暑い夏を乗り切るぞー!

2019年7月28日日曜日

新・家庭医療専門医制度の概要説明会


 今日は、「新・家庭医療専門医制度」の説明会が東京であったので、参加してきました。
 朝、10時に家を出て、13時30分から15時30分まで説明会があり、とんぼ返りで18時30分に帰宅しました。
 内容としては、医学部卒業後、2年間の初期研修、その後3年間の総合診療専門医研修を経た後、1〜2年の研修を追加して「家庭医療専門医」の資格を取得する、というものです。
 将来的には、家庭医の国際ネットワークであるWONCAからの認証も得ていく方向で、「これからの若い医師が、誇りを持って、質の高いプライマリ・ケアを担っていける」研修制度を目指します。
 上京診療所も、その一翼を担えるように整備を進めていきます!

2019年7月27日土曜日

小学生診療所体験、西陣クリニカルカンファレンス、送別会



 今日は、午後から、小学生の「上京診療所 タイケン」がありました。
 今年で4年目となる企画ですが、近隣の小学生に来ていただき、「診察・検査体験」「高齢者体験」「心肺蘇生・AED体験」の3つのコーナーに分かれて、順番に体験していただきました。
 15名ほどの小学生と+保護者またはきょうだい の方が参加し、2時間ほどかけて回っていただきました。
「高齢者体験」では、白内障メガネや片麻痺グッズ、模擬円背など、実際に体験していただきました。
 普段なかなか体験できないことがタイケンできたのではないでしょうか?
 来年もやりますので、また参加してくださいね!


 診療所体験の後、近くの西陣病院が主催する「西陣クリニカルカンファレンス」に参加しました。

 「伝染するかもしれない皮疹が出る病気について」 では、麻疹・風疹・水痘帯状疱疹 についてのレクチャーでした。患者さんの診断と治療もさることながら、他の患者さんへの伝染も防止する必要があり、正しく対応することの重要性を再認識しました。
 帯状疱疹ワクチンは、発症率を1/2に、重症度を4割減、帯状疱疹後の神経痛を1/3にする効果があるので、広めていく必要があります。
 「糖尿病の最新治療」のレクチャーでは、症例をもとに様々なアプローチが紹介されて、勉強になりました。
        
 最後まで聞きたかったのですが、その後、上京診療所の送別会があったので、途中退出させていただき、送別会会場へ。
 いろんな話で盛り上がり、二次会が終了した時は、日付変更線を超えていました。

 今日も一日、めまぐるしく終了しました!



2019年7月25日木曜日

第1回在宅医療連合学会学術大会参加報告会

今日は、午前外来、午後職員会議〜医局会議のあと、在宅医療連合学会の参加報告会に行きました。
 在宅医療の進化・深化を共有し、これからは、「京都民医連として、こだわりの在宅医療を確立していく」ことがテーマであることを共有できたと思います。
 2025年問題を超えて、2040年に向けて、我々自身も進化・深化していく必要があります。

心肺蘇生WS

今日は、職員会議の日でしたが、職員会議を早々に終わらせて、心肺蘇生の実習をしました。
 原Drが中心となって、CPRの初動から、AEDの使用まで、5班に分かれて実習しました。
 職員の中には、経験のある人も、経験のない人も様々でしたが、みんな楽しく体験できたと思います。
 こんなWS、定期的に行いましょうね!

2019年7月22日月曜日

休み明けの月曜日

 今日は、朝から雨が降っていましたが、なぜか外来は大繁盛で、50人くらいの診察がありました。
 13時を過ぎそうだったので、本田先生に何人か診察していただきました。

 午後は、13時30分から訪問診療。
 薬学生同伴で、8件(9人)の訪問診療に行きました。

 今日は早々に帰って休みます。


 

2019年7月20日土曜日

なんとめでたいご臨終

 在宅医療連合学会で講演された、小笠原文雄先生の本を読みました。
 住み馴れた自宅で、最期までその人らしく生きられる。
 そんなお手伝いができる在宅医療は素晴らしいですね。

 生き方、死に方と、それに関わる医療・介護が問われる時代になっています。

2019年7月15日月曜日

第1回在宅医療連合学会学術大会に参加してきました。


 7/14(日)〜15(祝)の2日間、第1回日本在宅医療連合学会学術大会に参加してきました。
 7/14は、朝5:30に家を出て、始発ののぞみに乗り、9時に会場に到着。
 1日目は、心不全のケア、地域包括ケアシステム、在宅医療のイノベーション、のセッションに参加。
 2日目は、2025年に求められる総合診療・在宅医療、在宅医療ガイドライン2019、在宅看取りが可能となるまちづくり、に参加しました。
 
 2日間で、在宅医療がかなり進化していることを実感しました。また、2040年に高齢人口がピークを迎えると言われている中で、診療所が地域の中で果たすべき役割についても、いろいろ考えさせられました。

 でも、情報量が多過ぎて、帰って頭をまとめないと、頭がパンクしそうですが!

2019年7月6日土曜日

京都家庭医療学センター研修修了式


今日は、午後から、京都家庭医療学センターの催しがありました。
 8月に開催される医学生と研修医のための夏期セミナーに、あすかい病院の家庭医の宮川先生のセッションが採用されたので、そのプレ企画と、後期研修を3月で修了した西澤先生の修了式でした。

 医学生や初期研修医の参加もあり、盛り上がりました!



 私は、プライマリケア連合学会の参加報告として、「アンガーマネジメント」のショートレクチャーを行いました。

 感情とどう付き合っていくかは、医療者にとって重要な課題なので、機会があればゆっくり時間をとって、「アンガーマネジメント」のセミナーをしてみたいと思っています。

 

2019年6月30日日曜日

Dr Shah の訃報

京都民医連中央病院で研修委員長をしていた時、研修指導に来ていただいていた、大リーガー医のShah先生の訃報が届きました。
 Shah先生は、インドから、毎年研修医の指導に来られ、日本中のいくつもの病院を回っておられました。
 循環器が専門ですが、病歴から病態を推察する力が優れていて、それを身体診察と心電図で確かめるやり方が目から鱗でした。
 とても多くのことを教えていただきました。 ご冥福をお祈りします。

2019年6月29日土曜日

日常医療介護福祉総括会議

本日は、上京エリア(上京診療所、仁和診療所、わかば、など)の総括会議でした。
 サブテーマは、「育ち合う職場づくり人づくり」です。
 前半は各事業所からの報告。
 後半は、全日本民医連副会長の山本一視千鳥橋病院院長を迎えて「多職種協働の職員教育について」と題した講演を聞きました。
 まさに、地域では、多職種連携・多職種協働がホットなので、講演後のグループ討論も大いに盛り上がりました。
 明日から、「顔の見える、思いを共有できる」多職種、多事業所の連携が進むように、頑張っていきたいと思います。

2019年6月22日土曜日

京都家庭医療学センター セミナー


 今日は、あすかい病院と京都家庭医療学センターのコラボ企画のセミナーがありました。

 テーマは、「SDHとは〜ソーシャル・バイタル・サイン(SVS)を使ってみよう」

 あすかい病院の宮川医師の主導で、事例をもとに、SDH(=患者さんの背景にある病気やQOLに関係する要因)を検討する中で、SVSアクションシートの項目を埋めることで全体像を理解するワークショップでした。

 多職種でのワークショップでしたが、普段なかなか意識できない項目も、シートを埋めることで自然とそういう視点が身についてくる効用もあると思いました。

 是非、これからも日常の診療活動やカンファレンスの中に取り入れていきたい。

2019年6月16日日曜日

西澤先生結婚式

今日は、上京診療所で後期専攻医の3年目を終えられた、西澤寛貴先生の結婚式が、滋賀でありました。
 西澤先生は、4月から滋賀のこうせい診療所で勤務されていて、在宅専門医の研修もされているそうです。
 新婦も私の外来にかかっていることもあり、スピーチをさせていただきました。
 お二人とも、お幸せに!!

2019年2月28日木曜日

第13回京都民医連学術運動交流集会

今日は、京都民医連の学術運動交流集会が開催されました。
 メインテーマは、「質の向上×無差別平等=好循環 〜質にこだわる豊かな実践を交流しよう〜」で、記念講演に聖路加国際大学の島田元先生をお呼びして、「医療の質改善」についてお話いただきました。
 上京診療所としては、12演題を発表し、この間の取り組みの振り返りができました。
 私としては、「HPHを民医連綱領の視点から再考する」「教育拠点診療所の到達点」「地域医療エキスパート塾の取り組み」を発表し、自らの活動を振り返る良い機会となりました!

2019年1月19日土曜日

第4回地域医療エキスパート塾

  今日は、今期4回目の地域医療エキスパート塾がありました。
 今回のテーマは、慢性疾患ケアと、ヘルスプロモーションとSDH(健康の社会的決定要因)についてです。
 地域医療の観点からは、どちらも重要なテーマですが、取り組みが不十分なところでもあります。 
今回も7事業所から参加があり、レクチャーとグループ討論を合わせた内容で、それぞれの経験交流とこれからのあり方も含めた内容について深めることができたと思います。

 途中、機械のトラブルもありましたが、なんとか時間内におさめることができました。
 お世話になった皆様、ありがとうございました。

2019年1月6日日曜日

Dr本田の社会保障切り捨て日本への処方せん

Dr本田の 「社会保障切り捨て日本への処方せん」
(自治体研究社)

 済生会病院の外科医だった、本田宏Drは、現場での過酷な労働条件を変えるためには医師が増えないといけないと考え、還暦を迎えてメスを置き、病院を退職して市民運動に全力を投じる決意をします。
 運動の中で、医療現場の過酷な労働は、1980年代に厚生省が打ち出した「医療費亡国論」が始まりであることを学びます。そして、医療社会保障費用を諸外国並みにするためには、国のお金の使い方を変える必要があることに気づきます。
 「白血病を発見したドイツの医師・病理学者のウィルヒョウは、政治家として公衆衛生の改善を強く訴えてベルリンに近代的な上下水道を作り『医療はすべて政治であり、政治とは大規模な医療にほかならない』と宣言しました。」「明日からも『考えて政治に関心を持つ人』を増やすことを目標に講演や市民活動に邁進したいと思います」(p107)
 国民一人ひとりの人権が尊重され、健康が保障される社会に向けて、みんなが自覚的に行動できることが真の民主主義だと考えさせられました。
 

2019年1月3日木曜日

大世界史

 池上彰と佐藤優の対談本です。
 
 目次は
 1 なぜ、今、大世界史か
 2 中東こそ大転換の震源地
 3 オスマン帝国の逆襲
 4 習近平の中国は明王朝
 5 ドイツ帝国の復活が問題だ
 6 「アメリカVS.ロシア」の地政学
 7 「右」も「左」も沖縄を知らない
 8 「イスラム国」が核を持つ日
 9 ウェストファリア条約から始まる
 10 ビリギャルの世界史的意義
 11 最強の世界史勉強法

 対談本なので、内容が深まらずに別の話題に行ってしまうことも多いのだが、中東の状況やオスマン帝国、ドイツ帝国の歴史的役割などは勉強になる。

2019年1月1日火曜日

おせち

  今年のおせちは鯛付きでした。

 しかも、この鯛、尾ひれ近くの骨が「こぶ」になっていました。

 調べてみると、これは「鳴門骨」というらしく、一説によれば急流を泳いで何度も疲労骨折を起こした骨が治る過程で化骨化したものだそうな。

 これは、縁起が良いらしいので、お正月からうれしいことでありました。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 昨年の「字」は『災』でした。

 今年は、笑顔いっぱいの年になりますように!