2011年3月7日月曜日

午後は救急外来


 今日の午後はERでしたが、とても忙しいERでした。




 80代の男性。老健施設入所されていたが、腹痛があり、来院。
 血液検査で炎症反応高値と肝胆道系酵素上昇を認め、CTでは、腫大した胆嚢と胆嚢周囲のLDA、腹水を認めました。結局、外科的に胆嚢摘出することになりました。





 









 70代の女性。生来健康でしたが、3日前からの嘔気と腹痛で近医から紹介されてきました。診察では、右下腹部を中心に圧痛を認めましたが、反跳痛はありません。CTを撮ると、右臍下に周辺の濃度上昇を伴うエアーを含む病変が。外科医師とも検討した結果、虫垂炎から腹腔内膿瘍形成に至っているものと診断しました。ベッドが満床で対応できないため、他院へ紹介入院となりました。

 







70代女性。最近ふらつきがあるとのことで、近医から紹介でMRIの検査に来院されました。検査結果を見てびっくりした技師からの連絡で診察。両側の硬膜下血腫で、緊急で脳外科へ搬送となりました。数時間後には、穿頭術を施行しました、と先方の病院からFAXが届きました。

0 件のコメント:

コメントを投稿