70代の男性。
両側内頸動脈狭窄があり、(手術は拒否)意識消失発作を繰り返している方。
今回も意識消失発作で入院となり、「意識が回復していたら、退院可能でしょう」というので、軽い気持ちで担当になりました。
ところが、診察をしに行くと下着全体が赤くなるほどの下血!
CTでは、直腸を中心に全周性の壁肥厚が。
緊急で内視鏡をしたところ、虚血性腸炎が疑われ、絶食で持続点滴することになりました。
膀胱直腸障害があり、心配しましたが、炎症の改善につれて、自尿も出だしました。
動脈硬化は全身病なので、油断できません!
0 件のコメント:
コメントを投稿