本日の症例は、72才女性のlightheadedness and vomiting
高血圧とDM、Afがあり、warfarinも服用中。入院日に突然めまいがして2回嘔吐し、動けなくなったため、救急搬入された方です。
午前中、研修医のK医師が発表し、Dr Steinが項目一つ一つに検討を加えていくと、研修医がlightheadednessと書いた主訴は、実はdysequilibrium =imbalance of standing and walking であることが判明し、病歴と身体所見から小脳病変が疑われ、頭部CTで小脳出血と結論されました。救急外来では鑑別診断を突き詰めて考える前についCTを撮ってしまったりしますが、病歴と身体所見から論理的に考えていくとCTを撮らなくても随分鑑別診断が絞られることに研修医たちは「目からうろこ」でした。
午後は、みんなで患者さんの診察に行き、神経学的所見の取り方を学びました。
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