2011年1月7日金曜日

京都GIMカンファレンス

 今日は、後期研修医のN君が京都GIMカンファレンスで発表しました。
 症例は、34歳の女性で、主訴はめまい、おうき、嘔吐。
 これだけだとありふれた症状ですが、右目の見えにくさと手指のしびれも伴っていた。
 精査を勧めるも、希望で一旦帰宅され、2日後に、左目もぼやけるようになり、ものも二重に見える様になり、話しづらさも出現してきたため、再受診。入院となりました。
 身体所見では、左眼瞼下垂、眼球運動障害、顔面感覚障害、四肢感覚障害を認め、よくよく聞くと、3年前に手が使いにくくなることがあり、1年前に構音障害が起こったことがあったと!
 入院後、髄液検査を施行し、ミエリンベーシック蛋白とオリゴクローナルバンドが陽性で、多発性硬化症の診断がつきました。

 N君の発表は、なかなか落ち着いてしっかりしたものでした。
 診断も、発表も、お見事!でした。

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