朝、内科抄読会。
The Lancet の論文が紹介されていました。
題は、Effect of daily aspirin on long-term risk of death due to cancer というもので、アスピリンに関する文献から癌死亡との関係を調査したもので、25570名の患者さんの674件のがん死について検討しています。
結果は、癌の種類にもよりますが、5年以上の内服で予防効果が現れており、20年間の継続服用で、がん死のリスクは21%減少しており、大腸がんでは40%、食道がんでは60%減少していたとのことです。
これは、今後のがん予防戦略に組み込まれてくるかもしれませんね。
先日の模擬研は、KDDIからJ:CoMのケーブル回線に変えたために、パソコンの設定にこられて2時間もかかり、欠席となりました。
返信削除今日の質問は、アスピリンとロルフェナミンは同じく、沈痛作用がありますが、ロルフェナミンも癌予防の期待は持てるのでしょうか。
寒さ厳しい日々がつづきますが、お身体大切に!