2009年10月23日金曜日

夜中に呼び出し

 AM1:30頃、iPhoneの呼び出し音で目を覚まされ、出てみると当直中の1年目研修医M医師からでした。話を聞くと昼間入院した患者さんが夜間せん妄でベッドから転倒し、頭部打撲したため、上級医および外科の当直医と相談し、頭部CTをとったところ、どうも急性硬膜外血腫のようなので、脳外科対応のできる病院へ転院していただくのだという。ところが、入院したばかりでまだ主治医が決まっていないことや当直しているのが初期研修医と後期研修医ばかりで、誰か管理責任者に来てもらった方が良いのではないかと話し合った結果、電話をしてきたのだと。
 う〜ん、夜中に出て行く必要のあることか?とも頭をかすめたが、研修医がヘルプコールをしてきているときは、やはり何か気になることがあるのだろうから、行かないよりは行った方が良かろう、と考え、病院に行くことにした。
 病院に着くと、ほどなくご家族が来院され、外科の後期研修医のF医師が経過と転院について説明したところ、ご家族はすんなり了承されたので、そのまますぐに救急車で転院となった。
 結局、何もすることなく、そのまま帰宅したのだが、このような徒労であれば、大いに歓迎といってよいであろう。(徒労で終わらなければ、それこそ何倍も労力がかかることになるのですからね)
 でも、さすがに夜中の呼び出しは体にこたえるので、朝のERカンファレンスの参加は免除してもらいました。ははは・・・・。

 それで、朝は代診の診療所外来に直行。
 昼に病院にもどり、指導医上級医会議で、明日の研修管理委員会に向けて、半年間のまとめを議論しました。
 午後は、研修医の回診をし、病棟の指示出しをし、明日の研修管理委員会の打ち合わせをし、たまった書類を記入して、終わりました。
 やっぱりちょっと疲れましたね・・・・。

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