2009年5月12日火曜日

臨床研修制度の見直し

 今日は、午後、「医師臨床研修制度の見直しに関する説明会」があり、大阪まで行ってきました。変わったことは、①「研修プログラムの弾力化」ということで、外科・産婦人科・精神科・小児科を必修科から外し、初期研修の間から将来専門とする科目の研修が可能になった。②「管理型」臨床研修病院 から「基幹型」臨床研修病院に呼び名が変わった。③臨床研修病院の基準として、年間入院患者数が3000人以上となった。④研修医募集定員に総枠および都道府県別枠の規制が加わった。などですが、この変更の特徴は、これまでの実績に対する評価が全くなしに行われていることですね。卒後臨床研修の変更の結果として、「良き臨床医」が育っているのかどうなのか、よりよく育てるにはどうしたらよいのか、という視点は全くありませんでした。悲しいことですね。
 今日は、大阪まで電車で行ったので、「石垣島アドラー心理学講座 科学的な臨床心理学をめざして」というパンフレットを読みました。これは面白かった。

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