2011年6月8日水曜日

Less Is More

 今日の内科抄読会で後期研修医のM君が紹介した Archives Internal Medicine の Less Is More というシリーズが面白い。
 今日紹介された文献は高齢者の多剤内服を如何に減らせるか、という文献で、アルゴリズムに従って一人当たり4〜5剤(平均約6割)の内服薬を減らし、98%が安全に中止できたというもの。
 このシリーズには、他に 抗生剤の使用や不必要な検査、高齢男性の前立腺がん治療、肺塞栓の過剰診断治療など、「過剰に行わない」=Less ほうが「成果が大きい」=More 例が紹介されています。
 しばらくハマりそうです。

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