2010年2月1日月曜日

ウェブ進化論

 4年前に出た本で、少し古いですが、コンピューター業界とインターネット界の「革命」的変化について書かれた本です。
 次の10年への3大潮流として、「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」を挙げ、その体現者としての「グーグル」と「アマゾン」について説明しています。
 Web2.0を「ネット上の不特定多数の人々を能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」と位置づけ、「ネット上の『不特定多数無限大』を信頼できるかどうか」が次の世代の挑戦だとしています。

 「グーグルは自らのミッションを『世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰からもアクセスできるようにすること』と定義している。(中略)『世界政府ってものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないシステムは全部グーグルで作ろう。それがグーグル開発陣に与えられているミッションなんだよね』」というグーグル創始者の二人が生まれたのが1973年。(ビル・ゲイツが生まれたのが1955年)
 1990年代生まれの世代が次に何を創っていくのか、これからの10年が楽しみです。

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